〜使える英会話と受験英語〜学校での英語教育の問題とは

〜使える英会話と受験英語〜学校での英語教育の問題とは

〜使える英会話と受験英語〜学校での英語教育の問題とは 中学3年生の娘が、英会話を習いたいと言い始めました。今まで、それほど英語に興味があったわけではないので、これはどういう風の吹き回しかと思ったところ、きっかけは東京オリンピックだったようです。何でも、2020年の東京オリンピックで、外国から来るお客様のためにボランティアをしたいのだとか。東京オリンピックの年には、今、15歳の娘も20歳を超えているわけですから、きっと大学生か何かになっているでしょう。その時の自分や将来を見据えて、そうした希望や目標を持つことは素晴らしいとことですから、もちろん私は大賛成をしました。

お友達の間でも、英会話を習うことがちょっとしたブームのようです。学校で習う英語や受験のための英語の他に、もっと実用的で実践的な英会話を習得したいと考える子が増えているそうです。私が子供の頃とは異なり、今では学校教育の場でも、外国人教師による英会話の授業があったり、授業を英語で行うなどしているようですが、どうしても受験とのバランスに支障が出てしまうことが問題になっています。先日も、受験英語の代表格(?)でもある文法の授業を、補習として早朝に行っている学校の様子をニュースで見ました。

机の上で学ぶ学問としての英語ではなく、外国人とのコミュニケーションのための手段としての英会話のとなると、受験という今の制度が変わらない限り、やはり学校教育では難しいかもしれません。ですから、娘が学校以外で英会話を習うことは自然なことだと思います。きっかけは東京オリンピックのボランティアであっても、将来、英語を使った仕事が、娘が将来仕事を選ぶ際の選択肢の一つになることを、親として願っています。